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意味もなく怯えるのはもう止めよう! あなたに「漠然とした将来への不安」があったら読むべき本。

Mar 25, 2017

人生はわくわくとドキドキで、できている! 不動産投資家やんつです。
社会人としてお金のことを勉強したいあなたと、アクティブシニアになりたいあなたへ・・

老後破産、老後貧乏、下流老人、定年貧乏………
気の滅入る言葉がメディアに氾濫しています。自分が該当するだけに気になります。

国や会社が当てにならない時代、誰しも漠然とした不安に駆られるのは無理もありません。
あなたもそんな不安を持っていませんか?

そんな時代の処方箋として大前研一さんが『「老後不安不況」を吹き飛ばせ!
という本を出されました。思わず膝を叩いたので、ご紹介。

■ 概要

読みやすい新書版で、コンパクトに3章でまとめられています。

第1章【問題提起編】
第2章【問題解決編1 政府】
第3章【問題解決編2 個人】

第1章では、「老後・将来不安」こそが、日本経済長期低迷の根本原因だと大前さんは喝破します。
これは従来からの主張である時代分析としての日本の「低欲望社会」を言い換えたもの。
この不安心理を取り除かない限り、お金は動き出さないと言います。

日本の1700兆円にもおよぶ金融資産の大部分を保有するのは高齢者。
若者以上に、自分の老後や将来に不安を持っています。

わたしの周りでも、2000~3000万円の貯金を持つ高齢者は珍しくありません。
ところが、みんな漠然とした不安にかられ、残す必要もないのにお金を使おうとはしません。
いえ、怖くて使えないのです。

高齢化社会とはいえ健康寿命は70代半ば。
それを過ぎると使いたくても体がいう事を利きません。元気な60歳から10数年が人生を楽しむ、最後のチャンスなのです。

40代、50代から不安に駆られ質素倹約に励み、気が付いたら体も不自由になりもう楽しもうにも楽しめない。そんな人が珍しくありません。

第2章では 老後不安を払しょくするために政府は何をすべきか、3つの処方箋を提言します。

・老後は心配いらないと国が宣言する
・不安を取り除く専門家を養成する
・資産からキャッシュを生み出す方法を教育する(資産運用)

わたしを含めたFP(ファイナンシャルプランナー)がまさに、不安を取り除く専門家ですが、
多くの人は残念ながら貯蓄や節約は出来ても資産運用や稼ぐことには長けていません。

わたしはFPとして、守りのお金のことだけではなく、人生を豊かにするための「攻めのお金」のことを啓蒙したいと思っています。 自立! 能動! 自由闊達! 年齢不問! です。

第3章では 国を当てにせず(できない?)不安なく生きるための個人の不安対処法を説いています。

定年を迎え、年金頼みの生活になると、「収入が無くなって減るだけの耐え難い恐怖」に人は襲われます。

慌てて、退職金でいきなり資産運用にチャレンジするのでは遅いのです。
何事にも練習期間が必要です。

わたしの体験からでも、投資のことがある程度分かるまでには5年~10年の実践を必要とします。

大前さんは、不安を無くすためには
「年を取っても自分で稼げるようになる」ことが重要と言います。
その通りと思います。

自分で稼ぐことには2種類の方法があります。

1)自分で稼ぐ →自分が働く
2)資産で稼ぐ →お金に働いてもらう
です。

自分で稼ぐにしても、生活のために勤めるのではなく、自分の生きがいとして楽しみながら働きたいもの。
2つのスキルを磨く必要があります。

■ まとめ

老後の3大課題は、お金、健康、孤独といわれます。
お金と孤独への対策としては、自分で稼ぐことが一番。
稼げば仲間も増えていきます。家族にも喜ばれます。

但し、定年後いきなり何の準備もなく挑むのは、蛮勇です。失敗の確立が高いのです。

大前さんは力説します。
現役の時からサラリーマン以外で稼ぐ練習をしよう!
40代、50代は資産運用の勉強を今すぐ始めよ!

わたしも定年を迎えましたが、老後は決して不安ではありません。
新たなる旅立ちです。

人生はわくわくとドキドキで、できている!
人生は50代からがもっと楽しい!

あなたに「漠然とした将来への不安」があったらぜひ読んでみてください。
やっぱり大前研一さんは偉かった!

ちょっとガッカリ…誰も言わない個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」の弱点

Feb 28, 2017

人生はわくわくとドキドキで、できている! 不動産投資家やんつです。
社会人としてお金のことを勉強したいあなたと、アクティブシニアになりたいあなたへ・・

2017年1月から個人型確定拠出年金の加入対象が大幅に拡大され、愛称も「iDeCo(イデコ)」に決まり、注目を浴びています。

金融庁を始めとしFPや金融関係者も、ここぞとばかりにPR合戦の呈。

Webも充実してきました。
個人型確定拠出年金ナビ
国民年金基金連合会

わたしも、「専業主婦である女房向けにいいかも」と興味をそそられました。
ところが調べて、ちょっとガッカリ… 思わぬ弱点が…

今回は、誰も言わない個人型確定拠出年金の注意点をお話しいたします。

■個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」とは

個人型確定拠出年金は自営業、DC制度の未導入会社の社員に対しては、従来から存在してました。
ところが2017年1月から、公務員、主婦、企業型導入会社の社員まで加入者の範囲が拡大したことで、一気に注目されるようになったのです。

節税をしながら年金作りができるので、とてもありがたい制度。

今回新たに対象になった人たちの掛金の上限は
公務員  12,000円/月
会社員(企業年金無) 23,000円/月
専業主婦 23,000円/月

この個人型確定拠出年金に3つの大きなメリットがあるのはよく知られているところ。

1)掛け金の所得控除(節税メリット)
2)運用益非課税
3)受取時の優遇税制(年金控除or退職所得控除)

1)が個人型確定拠出年金の最大の特長です。

ん? これは所得税が安くなるってことだよなあ…生命保険控除や医療費控除と同じじゃん。
あれれ、女房は専業主婦だから控除しようにも所得がないからダメじゃん!

つまり専業主婦や所得税の課税限度内のパートタイマーは最大のメリット1)が活かせないのです。
残念!(無論、課税されているパートの方には有効です)

2)はNISAも同じ。

3)はありがたい制度ですが、制度趣旨としては当たり前でしょう。
主婦が60歳時にまとまって受け取ると、ご苦労さまという感じで嬉しいかも…

■誰も言わない個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」の弱点

【弱点①】原則として60歳まで使えない

これは、あちこちで指摘されていますのでご承知と思います。
NISAと比較して、ここは大きな弱点。
趣旨が貯金ではなく、年金用なので仕方がありません。

注意したいのは、積立期間が長期にわたるため、停止処理や転職時がやっかいなこと。
特に、既に企業型の加入者は要注意です。

退職などで収入が下がった場合など、一時的に積み立てを止めることはできますが、その場合は運用指図者となり、残高が運用されるだけとなります。停止と復活が面倒。

企業型の対象者がDCの無い会社に転職した場合、個人型に移すことができますが、申請を怠ると自動移管といい、ただの預り金になります。この場合は運用もされず、もったいないことになります。

【弱点②】費用が高い

実はほとんどここが指摘されていません。
必要経費は色んな所で開示されていますが、記載のみで詳しい解説はありません。大人の事情でしょうか?

少し見てみましょう。

「加入時の手数料」
多くの金融機関が2777円です。若干、違う金融機関もあるようです。
これは初回きりなので大きな問題ではありません。
問題は毎月の維持費です

「口座管理費」
毎月の費用は各関係機関の手数料として次の4種類です。

 1.国民年金基金連合会  103円
 2.事務委託先金融機関(信託銀行) 64円
 3.信託報酬   商品により異なる
 4.金融機関管理費(販売元) 各行にて異なる(500円~が多い)

1.2.は各行共通で、最低でも103+64=167円掛かることになります。
小さな金額のようですが、なにしろ掛け金に上限があります。
上限額の23000円の場合で0.7%のウェイトです(167÷23000) 15000円の積み立てなら1.1%になります。

3.信託報酬は商品によって異なりますが、概ね0.5%程度

つまり1.+2.+3.で 最低コストが 1.2%~となります。

この低金利時代に1.2%の維持コストは高すぎます!
2~3%の運用益しか見込めないかもしれない時代………

iDeCoレッドカード

最後に、4.金融機関管理費(販売元)ですが、
2017/02現在、手数料を0円にしている金融機関は数社しかなく、ほどんどの金融機関が500円~の手数料です。
2%を超える手数料を更に払うわけです。合計で3.2%のコスト!これはいけません。

直接、自分でインデックスを積み立てれば1.2.4は不要で、3.の0.5%のコストだけでいいのです!
どんな節税メリットが有っても、運用益が見込めないコスト構造では意味がありません。

本当に普及を考えるなら、国基連部分を半額にするなど思い切ってほしいもの。
まだまだスタートしたばかりとはいえ、これでは加入者がかわいそう。

救いはコストが絶対金額のため、数年たてば運用額に対するウェイトが下がって比率が3.2%からどんどん小さくなること。*

うーーん、専業主婦の女房用にはイデコの活用は諦めて、2017年の税制改正で予定されている積立NISAに期待しましょうかね。
(DC制度の未導入会社の社員の方には、魅力はありますのでご活用くださいね *)

今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございます。
(*当初。ちょっと弱点を強調し過ぎたので2018/01/24に加筆しています)

みんな不動産投資を誤解している。不動産投資を取りまく7人のこびと(3)

Feb 6, 2017

人生はわくわくとドキドキで、できている! 不動産投資家やんつです。
社会人としてお金のことを勉強したいあなたと、アクティブシニアになりたいあなたへ・・

不動産投資に対する取り組み方、7分類の続きです。

1.興味がない人、関心がない人
2.やったこともないのに、やめた方がいいと否定する人
3.大損して破綻した人
4.ほとんど儲かっていない人
5.儲かっていると勘違いしている人
6.そこそこ儲かっている人
7.純資産をどんどん拡大する人

今回は六人目から…

■「六人目」…そこそこ儲かっている人

不動産投資を理解しつつ、確実に収益を上げている人です。

・物件購入のための自分なりの選定条件を持つ
・短期・長期の収支を試算する
・運営について管理会社と汗をかく

これを実践しています。

B/Sコントロールに長けていて、タイミングを見て売却もしています。
融資についても理解し、ちゃんと活用しています。
現金買いでCFの出る物件を買い進める手法もありますが、その場合は資産形成のスピードが遅くなるのが欠点。

利回り10%で5000万円のアパートを現金購入し、10年後でも家賃が下がらず運よく同利回りで売れる市況だとします。
10年間の累計収入が (5000×10%)×10年=5000万円
残存価格もしくは売却額も利回り10%が見込めれば、5000万円 です。 計1億円。

つまり5000万円の資産が10年で2倍の1億円になった計算です。
(厳密には現在価値への割引を考慮する必要もありますが、ここでは無視しています)

10年で2倍ですから、72の法則によれば利回りとしては年7%程度ということが分かります。
この低金利時代に悪くはない数字ですが、「家賃が下がらず」、「同利回りで売れる市況」という甘々の仮定なので、実際にはもう少し低い利回りになる可能性が高そうです。

ただこのレベルになり、購入と売却の経験を積んでくると、不動産業者とのコネクションも増えインサイダーとして非公開物件を紹介してもらえるなど、色んな道が拓けてきます。

普通の人が頑張って到達できるという意味で、
六人目は目指すべき一つの成功モデルと言えるでしょう。

■「七人目」…純資産をどんどん拡大する人

融資と売却を組み合わせ、短期間で純資産を拡大する人です。
(総資産ではありません)

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六人目との違いは
徹底した融資コントロール高利回り創出スキル(リスク処理能力)にあります。

「融資コントロール」を見てみましょう。
「不動産投資の醍醐味は融資によるレバレッジ」とも言われています。

10%程度の自己資金で、残りはローンで資金調達したとすると…
購入後5年間運営し、購入とほぼ同等価格で売却できた場合、

細かな計算は省きますが5年で大よそ4倍程度になります。
(5年サイクルにしたのは、譲渡税が概ね長期となるため一旦売却)
この売却益をそのまま次のサイクルに注ぎ込みます。

すると10年で16倍! (5年で4倍)×(5年で4倍) あるいはそれ以上となります。
600万円の貯金が約1億に! ちょっと信じがたい数字ですが本当です。

前項の現金買いのケース(10年で2倍)と比べるとその凄さが際立ちます。
ただ16倍と言っても、売って売却利益を出さなければ16倍にはなりません。

総資産で「XX億円達成!」といっても、実はあまり意味はないのです。
億単位の融資に成功すれば、資産は簡単に億の単位となります。
サラリーマンに優しい(?)金融機関もありますから、融資は簡単。

資産から負債(ローン)を引いた純資産が本当の財産なのです。
純資産を何時までにどれだけに増やすのか? それが投資の最終リターンです。

この七人目の人は、高利回り創出スキルも持っています。

・不動産業者と仲良くなり、有利な条件を引き出す
・全空をものともせず、あっという間に満室にする
・施主支給などを駆使して、修繕費を安くあげる
などなど………色んな場面でスキルを発揮します。

なにせ「高利回り」は買うものではなく、自分で作り出すものなんですよね…

その課題解決力を見ていると、
彼らはどんなビジネスをやってても成功したよね、と思わせるものがあります。

七人目の人たちを参考にしつつ、少なくとも六人目にはなりたいものですね。
何しろお金持ちになる方法は「不動産」、「株」、「ビジネス」の3つですから…
はてさて、あなたは何人目のタイプ?

今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございます。

管理人プロフィール

やんつ写真

やんつ(山本 常勝)

Webディレクター
AFP+個人投資家
自立! 能動! 自由闊達! 年齢不問!

こんな方は入室をお断りしています。
・楽をして一攫千金を狙う人
・受身で自己研鑽意欲のない人
・節約志向で年金だけの老後を送ろうとしている人。

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