これでいいのか「ねんきんネット」!? 年金額確認の注意点

2014-11-30 21:21:22.0

こんにちは! 53歳からあわててお金の勉強中の、不動産投資家やんつです。
社会人としてお金のことを勉強したいあなたと、アクティブシニアになりたいあなたへ・・
今回から少し年金について考えてみようと思います。

年金といえばこれから支給年齢の引き上げや支給額の減少と、暗い話題ばかりが続いています。
とは言え、いきなり支給が0になる訳でもありません。まだまだ重要な存在です。

あなたは自分がいくら貰えるかご存知ですか?
たかが年金、されど年金。知ってて損はありません。
特に50代の方は切実な問題です。これを押さえないと、上積み部分をいくら稼げばいいのか判断できません。

こんな時に味方になるのが「ねんきんネット」です。
色んな機能があります。あなたは会員登録してますか?

2014/6で300万IDを突破したようです。
日本の50~60代の人口が約3300万人ですから、もう少し普及が望まれますね。

自分の年金額の確認には大きく2種類のやり方があります。
2012/4よりサービス開始になった電子版「ねんきん定期便」を見る方法と
Webにある「年金見込額算出機能」を使って試算する方法です。

電子版「ねんきん定期便」は毎年自分の誕生月に送付されてくる書類のPDF版です。
見覚えがあると思います。
ねんきん定期便

まず右上の年金加入期間合計をみて下さい。
この数字にあなたの定年までの残り月数を足してください。(その合計をAとします)
このA(加入期間見込)を300480か月と比較します。

300は老齢基礎年金の受給要件です。A≧300でないとそもそも貰えません。
300未満の方は300以上になるように任意加入をご検討ください。

480は老齢基礎年金の満額要件です。(1946年4月2日以降生まれの場合)
480に満たない方はやはり任意加入をご検討ください。 どうせなら満額で貰いたいですよね?

老齢厚生年金に関してもその中の定額部分に関してはこの考え方は同じです。
300以上480以下です。(25年以上、40年以下)
ただ厚生年金に関しては加入月に上限のない報酬比例部分がありますので、
480を超えてもその部分は加算されます。

一案大事な年金見込額は右下にあります。(赤枠部分

年金見込額=老齢基礎年金+老齢厚生年金+(厚生年金基金)

年金額の確認方法のもう一つは「年金見込額算出機能」です。
質問形式と一覧形式の2種類があり、自分のスキルに合わせて選択できるようになっています。
とても便利です。

ところがこれらの年金額を知る便利機能ですが、重大な問題点が2つあると思っています。

①ねんきん定期便と年金見込額算出機能の計算対象範囲が異なる!

これはねんきん定期便には「厚生年金基金部分」がないことによります。
一方、年金見込額算出機能にはこの機能があります。
このためこの2つの年金見込額の数字が異なっており、とても分かりにくくしています。

厚生年金基金の加入期間のある方はご注意ください。
ねんきん定期便にもう少し分かりやすく、注意書きを記載してほしいところです。

②年金見込額算出機能に制限がある。

「厚生年金基金部分」の計算機能がある見込額算出ですが・・・
基金のうち「代行部分」と呼ばれる部分はありますが、基金独自の「プラスアルファ部分」と呼ばれる部分はありません。

また、実際の支給ではかなりのウェートを占める各種加算部分の計算機能がありません!
配偶者の条件設定や子供の有無などの条件設定がないのです。

配偶者が年金取得前の年齢だった場合加算される加給年金は、特別加算を加えて386,400円です。
決して少なくない加算です。

結局、これら問題とは
どっちも参考にはなるが「もらえる年金額」ではない!
ということです。

技術的にこれら変数を組み込みのは難しいとは思いますが、どうも機能不足だけが主因ではないようです。

年金は計算自体は個人単位となりますが、生活者のニーズとしては
わが家の家計がどうなるのか? 夫婦の生活がどうなるのか?
が主たる疑問のはず。

つまり世帯単位の計算機能が求められるのではないでしょうか?

ご主人の試算もできる。 共稼ぎの奥さんの試算もできる。
その2つを合算してみることもできる。
そんな「ねんきんネット」が欲しくはありませんか??
(年金機構さん頑張って!)

今のままでは不十分なところもありますが、基本情報は充実してきました。
勉強や情報収集にはとても便利なサイトです。

50代になったら会員登録しておくことをお勧めします。

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アベノミクスが不発でも『お金持ちになれる黄金の羽』は拾えるのか?

2014-11-24 12:47:08.0

こんにちは! 53歳からあわててお金の勉強中の、不動産投資家やんつです。
社会人としてお金のことを勉強したいあなたと、アクティブシニアになりたいあなたへ・・
今回は投資家には外せないおすすめ書籍のご紹介です。

橘玲(たちばな あきら)さんの『お金持ちになれる黄金の羽の拾い方2015』が出版されました。
これは2002年に出版された『お金持ちになれる黄金の羽の拾い方』の全面改訂版です。
  
初版は投資家にとって名著として名高い本で、当時ベストセラーにもなりました。

わたしが初版の存在を知ったのは2010年。
投資家仲間でも有名で、バイブルとも言える『金持ち父さん貧乏父さん』に続く高い評価でした。

既に絶版になっていましたが、古書店で お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 を偶然見つけた時は速攻でレジに走りました。
(今は古書店でも状態がいいものは発見が難しいようです)

当時としては目新しかった海外投資を紹介した書籍としても有名です。

究極の節税術としてPT(Perpetual Taveler、パーマネントトラベラーとも言われる)という、どこの国にも定住せずに、旅行者として一生を過ごすというライフスタイルが紹介されており、
想像もできない世界に驚嘆しました。

橘玲さんはこの書籍以降 「海外投資を楽しむ会」 を運営され、
海外投資家への道を大きく切り開きました。

初版と改訂版をちょっと読み比べてみました。

■新しく増えた部分
・橘玲(たちばな あきら)さんの書籍執筆に至る自伝的部分
 →ファンには結構嬉しい部分ですw
・これからの働き方

■記述が減った部分
・年金、健康保険制度の矛盾
 →これは、制度矛盾に関し周知となったという理由です。
・海外投資に関する部分、Perpetual Taveler「終身旅行者」の紹介
 →当時と比べて海外投資へのハードルが下がり、ネット証券によって身近になったという理由です。

■不変の部分
・お金持ちの方程式
・資産運用の常識
・住宅購入と生命保険
・法人の活用法
・税金の裏側

世の中には様々な制度矛盾があり、その歪みを利用することでお金持ちになる方法が存在する
というのが基本の主張になっています。
歪みの存在とその必然性を独特のシニカルタッチで描写して見せます。

いま読み返すと、世の中の仕組みを一刀両断にしているあまり断定的表現が多く、
初めて投資を勉強するという方には少し難しいかな、という気もします。

ただ、制度矛盾の中に世の中の「真実」があるのは間違いないようです。
やはり一度は読みたい必読の書、ですね。

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『ゆる起業』のすすめ。  中小機構はかなり使えるぞ~!

2014-11-19 22:17:38.0

こんにちは! 53歳からあわててお金の勉強中の、不動産投資家やんつです。
社会人としてお金のことを勉強したいあなたと、アクティブシニアになりたいあなたへ・・
中小機構さんの、自分らしく生きるための『ゆる起業』*を考えるセミナーに行ってきました。
(2014/11/12  *『ゆる起業』は銀座セカンドライフさんの登録商標です)

中小機構とは経産省の管轄で、正式には独立行政法人中小企業基盤整備機構といいます。
2004年にそれまでの中小企業総合事業団や産業基盤整備基金などが再編されたもので、
全国9か所で起業支援を含めた中小企業向けのサービスを提供しています。

ビジネスマッチング、教育、専門家の派遣、起業支援ファンドや
インキュベーション(起業家向け施設運営)など幅広く活動しています。
起業を考える人には心強い味方と言えますね。

何でのも日本の開業率が4.5%だとかで、これを欧米並みの10%程度に向上させるのが
当面の目標なんだそうです。ぜひ頑張ってほしいです!

セミナーの会場は大手町。 中小機構さんの運営するTipsという施設です。
中小企業向けというより若手ベンチャー向け?? 部屋がとってもおしゃれです。
20141112Tipsセミナー1

講師はシニアの起業支援に注力している銀座セカンドライフの
片桐実央さんです。 (以前、参加した交流会はこちら)
20141112Tipsセミナー2
(写真は開始前。この後、約40名と満員になりました)

1.起業のビジネスプランの事前チェック


3つの円を描きます。
・得意なこと(できること)
・好きなこと(やりたいこと)
・お金になること(利益)→顧客開発、マーケットの確認

この3つの円の交わるところで起業するのが成功の確率を高めるそうです。
ごく当然の話ですが、以外と出来そうで出来ません。
わたしも含めてですが、特にシニアは「やりたいこと」に偏る傾向があるとか・・・

シニアの起業は定年を真ん中に、58歳から62歳くらいまでが多いそう。
定年前に早期割増退職金で起業される方と、定年を機会に設立される方です。

50代と60代では傾向として少し起業目的に違いがあるとの説明。
50代はがっちり稼ぎ、いわば成功を目指す方が多い模様。
60代はやりたいことをやって年金にプラスになればいいや、というタイプ。

起業せずに再就職を目指したとしても、定年後の雇用状況は厳しいです。
定年前の年収の30~50%を稼げれば御の字かもしれません。

定年前の給与を600万円とすると180~300万円。
「やりたいことを」をビジネスにするといっても、
この辺の数字を起業の目標ラインにしたいですね。

楽そうに思えるかもしれませんが、売上の30%が給与とすれば、600~1000万の売上が必要となります。
『ゆる起業』とはいえ、マーケティング力が求められそうです。

2.シニア起業の落とし穴


・現役時代のコネを当てにしすぎない
・横柄な態度はとらない
・前職の会社名や肩書を名刺に入れない   (ホントにこんな人もいるそうです! (>_<))
・過去の成功体験に固執しない
・市場調査抜きで過信しない
・初期投資は抑える
・一人だけで走りすぎない→相談しましょう!

わたしも注意したいと思います。

3.事業計画書の作成


金融機関の融資交渉用が主目的ですが、取引先や知人への説明用にも使えます。
大変ですが頑張って作成したほうが良さそうです。

・事業概要
・経営理念、経営方針
・経歴
・ターゲット
・販路
・販売計画
・資金調達計画
・人員計画
・利益計画
・リスク
・スケジュール
  などなど・・・

中小機構さんのような支援体制やインターネットの存在。
日本政策金融公庫やクラウドファンディングのような多彩な資金調達方法。
今の時代、起業のインフラは整っていると感じます。

アベノミクスもついに解散総選挙と怪しげな雲行きです。
政府を当てにするような時代ではありません。

まずは女性とシニアの一人ひとりが頑張るのが先決ではないでしょうか?
この環境をうまく活用したいものです。

自立! 能動! 自由闊達! 年齢不問!
エイジフリーライフ
 の実践ですね!

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やんつ(山本 常勝)

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