トレーディング以外にもあった! FXの意外な活用法!
こんにちは!50代であわててお金の勉強中の、不動産投資家やんつです。
社会人としてお金のことを勉強したいあなたと、アクティブシニアになりたいあなたへ・・
今回もFXのお話です。
その高いレバレッジによりトレーディングで人気のあるFXですが、
あまり知られていない活用法があります。
円をドルなどの外貨に両替するときはどんな金融機関でも手数料が必要です。
FXは競争が激しいせいもあり、この両替手数料がとても安いのです。
手数料はメガバンク等では2~3%程度ですが、FXでは会社によって異なりますが0.2~0.3%となんと約10分の1です!
2015/07/05のドル/円レートは122.7円です。
1万ドルを122.7万円で購入すると、メガバンクでは手数料が24,540円。
一方FXでは2,454円、22,056円もお得です。120万円で2万円も違う!これは大きい・・・
例えば、ドル建てでETFを買う場合、一旦ドルに両替する必要があります。
ETFを買う金融機関の手数料が高ければ両替をせず、FXでドルに両替したうえで送金するという手法が取れる訳です。
手続きの煩雑さや送金手数料の問題はありますが、大きな金額を動かす場合は手数料もバカになりません。
覚えておきたいテクニックの一つです。
もう一つFXのお勧めが、為替リスクのヘッジ装置として使うという使い方です。
わたしの金融系資産は、外貨建ての割合がかなり多くなっています。
サラリーマンとしての給与と不動産が日本に依存しているので、意識的に外貨割合を上げています。
2012年からのアベノミクスで円安傾向になるまで、リーマンショック前後から長い円高時代がありました。
リーマン前でドル/円レート最安で123円の円安から、80円を切るレベルまで上がっていきました。
当時は1ドル50円もありうる、と言う経済学者がいた程です。
今の円安傾向では信じられませんが・・・
仮に80円から50円に円安になれば外貨資産は円建てで37.5%もの下落となります。
リーマンショック並の打撃です。
(わたしはリーマン時、35%のダウンを経験しました)
2010~2011年当時、その時点からまだまだ円高になるのか、そろそろ反転なのかさっぱり読めませんでした。
そこで円高の為替リスクヘッジとしてドル売りを5倍で実施しました。
つまり円安時代に購入した外貨資産だけではなく、
①(円安時代の外貨資産)+②(円高に賭けたFX資産)という資産構成にした訳です。
もし円高が続いても、
①の円建て資産は更に下落しますが、②のFXの利益で補てんします。
ダメージを少し減らす訳です。
逆に、もし円安になれば、
①の円建て資産は上昇しますが、②では損失が発生します。
そこは保険と割り切る考え方です。
株や日経225でもこの考え方は先物取引として応用できます。
株の売り買い時に、読みが外れた時の保険として先物で反対売買をするわけです。
前回お話しした、 三勝七敗の戦略 にも通じます。
全ての勝利を目指すのではなく、絶えず負け(読みが外れた時)も考慮する、と言うこと。
ところが、これが難しい。
自分が「株高になる」と思って買い進む時に、予想が外れた特に備えて
「損をするように見える取引」をするのは心理的にとても抵抗があります。
冷静に淡々と反対取引をすることが苦痛です。
やはり、感情の揺れを抑えての自己管理が成功のポイントのよう・・・
すぐに実行できるかは別としても、色んな手法を知っておいて損はありません。
頑張りましょう! 賢明なる投資家を目指して・・・
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
社会人としてお金のことを勉強したいあなたと、アクティブシニアになりたいあなたへ・・
今回もFXのお話です。
その高いレバレッジによりトレーディングで人気のあるFXですが、
あまり知られていない活用法があります。
■ 外貨両替機能
円をドルなどの外貨に両替するときはどんな金融機関でも手数料が必要です。
FXは競争が激しいせいもあり、この両替手数料がとても安いのです。
手数料はメガバンク等では2~3%程度ですが、FXでは会社によって異なりますが0.2~0.3%となんと約10分の1です!
2015/07/05のドル/円レートは122.7円です。
1万ドルを122.7万円で購入すると、メガバンクでは手数料が24,540円。
一方FXでは2,454円、22,056円もお得です。120万円で2万円も違う!これは大きい・・・
例えば、ドル建てでETFを買う場合、一旦ドルに両替する必要があります。
ETFを買う金融機関の手数料が高ければ両替をせず、FXでドルに両替したうえで送金するという手法が取れる訳です。
手続きの煩雑さや送金手数料の問題はありますが、大きな金額を動かす場合は手数料もバカになりません。
覚えておきたいテクニックの一つです。
■ 為替リスクのヘッジ装置
もう一つFXのお勧めが、為替リスクのヘッジ装置として使うという使い方です。
わたしの金融系資産は、外貨建ての割合がかなり多くなっています。
サラリーマンとしての給与と不動産が日本に依存しているので、意識的に外貨割合を上げています。
2012年からのアベノミクスで円安傾向になるまで、リーマンショック前後から長い円高時代がありました。
リーマン前でドル/円レート最安で123円の円安から、80円を切るレベルまで上がっていきました。
当時は1ドル50円もありうる、と言う経済学者がいた程です。
今の円安傾向では信じられませんが・・・
仮に80円から50円に円安になれば外貨資産は円建てで37.5%もの下落となります。
リーマンショック並の打撃です。
(わたしはリーマン時、35%のダウンを経験しました)
2010~2011年当時、その時点からまだまだ円高になるのか、そろそろ反転なのかさっぱり読めませんでした。
そこで円高の為替リスクヘッジとしてドル売りを5倍で実施しました。
つまり円安時代に購入した外貨資産だけではなく、
①(円安時代の外貨資産)+②(円高に賭けたFX資産)という資産構成にした訳です。
もし円高が続いても、
①の円建て資産は更に下落しますが、②のFXの利益で補てんします。
ダメージを少し減らす訳です。
逆に、もし円安になれば、
①の円建て資産は上昇しますが、②では損失が発生します。
そこは保険と割り切る考え方です。
株や日経225でもこの考え方は先物取引として応用できます。
株の売り買い時に、読みが外れた時の保険として先物で反対売買をするわけです。
前回お話しした、 三勝七敗の戦略 にも通じます。
全ての勝利を目指すのではなく、絶えず負け(読みが外れた時)も考慮する、と言うこと。
ところが、これが難しい。
自分が「株高になる」と思って買い進む時に、予想が外れた特に備えて
「損をするように見える取引」をするのは心理的にとても抵抗があります。
冷静に淡々と反対取引をすることが苦痛です。
やはり、感情の揺れを抑えての自己管理が成功のポイントのよう・・・
すぐに実行できるかは別としても、色んな手法を知っておいて損はありません。
頑張りましょう! 賢明なる投資家を目指して・・・
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。