年金なんか当てにしない! エイジフリーライフで行きまっしょい!

こんにちは!53歳からあわててお金の勉強中の、不動産投資家やんつです。
社会人としてお金のことを勉強したいあなたと、アクティブシニアになりたいあなたへ・・
引き続き年金のお話です。

現在の年金制度は賦課方式といって高齢者の年金を現役世代が負担する方式です。
少子高齢化のため現役世代の背負う高齢者比率は高まるばかり・・・

どこかで、自分が積み立てた分を自分がもらう積立方式を採用しないといけない時期に来ています。

年金の納付率の低下も目を覆うばかりです。
1980年代には95%と非常に高い納付率を誇っていましたが、
2013年度では60.9%と惨憺たる状況になっています。 (厚労省発表)

しかも、この数字は年金を払わなくてもいい免除もカウントしたもののようです。

免除を除いた実質の納付率は40%程度(!?)と言う観測もあり、
既に国民の信を得てるとはとても言いがたい状況になっています。

出だしからずっこけた「年金100年安心プラン」ですが、
どれ位の危機的状況なのか、積立金の枯渇状況はどうなのか調べてみました。

GPIF積立金残高推移
(数字は年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の各年度末残高)

プラン発表後から2006年まで少し残高が増えています。(138→149兆円)
ちょうどインターネットバブルと呼ばれた、バブル以降では比較的景気のいい時期です。

その後、2006年をピークに大きく残高が減少しています。(赤矢印
デフレによる「年金のもらい過ぎ」のせいでしょうか、
リーマンショックも響いてると思います。

下降局面まっただ中の2009年の第一回目の年金財務検証(2004年から5年毎)はそのため非難轟々となりました。
この減少振りでは仕方がありません。

当初プランでは2100年に25兆円残すという触れ込みでしたが、
100年どころか20年で枯渇する、と酷評されたのもこの頃です。

ところが2011年度末の113.6兆円を底に右肩上がりで増加基調に転じています。(青矢印
リーマンショックを乗り越えた欧米の回復基調に乗ったのでしょうか。

年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の財務諸表を見ると
2012年は10.23%の運用利回りで11.2兆を稼ぎ出し、
償還金を差し引いても前年比6.8兆円のプラスになっています!

その後はアベノミクスの追い風もあって増加基調を継続しています。
厚労省としてはこの上昇傾向を何とか維持したいはずです。
今度下降すれば年金への信頼を更に失ってしまいます。

先日の黒田バーズーカ第ニ弾
この年金運用のための株価維持策のように見えるのは気のせいでしょうか?

ここ何回かの年金考察をまとめると

・賦課方式ではいずれ破綻する
・支給年齢の引き上げ、支給額の削減は避けられない
・但し、GPIFも頑張っており、今日明日ではない
・前提条件(出生率、成長率)の、改善が鍵
・年金削減策として、シニアの雇用機会確保も重要

というところだと思います。

では、わたし達に出来ることはなんでしょう?

一人ひとりが年金に頼らない生活を確立し、
「稼いでるうちは年金は要らないよ!」と声を上げることではないでしょうか?

稼ぐといっても定年後もいやいや働くという選択肢ではありません。
むしろ定年後に夢を実現しつつ、且つ同時におおいに稼ぐ、イメージです。
昔の場所(職場)には行かず、違う場所で咲きほこりたいものです。

わたしのモットーは
自立!能動!自由闊達!年齢不問!
エイジフリーライフの実践 です。

ばんばん働いて、年金なんかに頼らない豊かに楽しい人生を
みなさんと実現したいと思います。 
(と言っても貰えるものは貰うんですけどね!?)

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やんつ(山本 常勝)

合同会社モンテリーブロ 代表
資産形成、資産運用専門FP
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