英国EU離脱の衝撃! ロボットアドバイザーTHEOは救世主になるか?

こんにちは、人生は50代からがもっと楽しい!不動産投資家やんつです。
社会人としてお金のことを勉強したいあなたと、アクティブシニアになりたいあなたへ・・

前回、調達金利0%の衝撃!なんてことを書いてましたが、今度は英国EU離脱の衝撃!
うーん、なんだか安っぽい衝撃シリーズみたいなことになってます・・・。

まさかの離脱で世界同時株安。有事の円ということで、とうぶん円高基調が続きそう。
わたしの手持ち商品も軒並み値を下げています。

でも、こんな時こそ投資の有名な格言「人の行く裏に道有り、花の山」を思い出しながら冷静に対処したいですね。

この乱高下をチャンスと考えるとどんな作戦があるかなあ、と考えていたら、
この春にテスト的に購入したロボ・アドバイザーTHEO(テオ)を思い出しました。
 ⇒THEO(テオ)

■ ロボ・アドバイザー

ロボ・アドバイザーとは人間ではなくロボットが(ソフトウェア)投資のアドバイスや分散ポートフォリオの自動運用をしてくれるサービスです。

欧米を皮切りに日本でもいくつかの商品が出ています。
その人の属性やリスク耐性に合わせて、いくつかの質問に答えるだけで商品を選択してくれます。

みずほ、三菱UFJ国際投信は自社の販促としての位置付け。お金のデザインやウェルスナビ(SMBC、みずほ、DBJ、三菱UFJキャピタルの合弁会社)は独自サービスです。

手数料は一任勘定で1%程度。ターゲットは20~30代です。

特長は、最適なポートフォリオの自動診断と自動購入です。自動リバランス機能があるのも嬉しいところ。
ターゲットが若いためか、スマホファーストを各社意識しています。

従来の銀行の一任サービスであるラップ口座が手数料3%~であることを考えると、かなり敷居の低いサービスと言えます。

わたしの購入したTHEO(テオ)の質問は9つ。
・今の年齢
・退職予定の年齢
・資産運用経験の有無
・配当/利息重視か否か
・資産評価額が下がった際の対策方針(リスク耐性)
・手持ち資産のインフレ影響度
・運用期間を決めているか否か
・運用期間
・運用期間後の引き出し予定率

これだけでETFのポートフォリオを決めてくれます。

■ THEO(テオ)の実力

わたしのポートフォリオはこちら。

THEOポートフォリオ

3カテゴリでそれぞれ商品構成を自動選択しています。
グロース :成長を追及する商品
インカム :固く高利回りを追求する商品
インフレヘッジ:インフレ対策としての商品

若干、年齢的なこともありリスクオフ気味にしたので堅実なインカム系が多くなっています。
収支はこんな感じ

THEO収支

この乱高下の中、収支は4/末~6/26現在で1.27%のプラス!(*)

この間の日経平均は16,666円から14,952と▲10.3%のマイナス。
世界経済インデックスFでも18,461円から17,716円と▲4.0%、こちらもマイナスです。

この中でこの数字は立派なものです! (*)
(^-^)//""ぱちぱち♪

マイナスの時期(赤線部分)もありますが、ごく短期です。
短期間で即断はできませんが、分散投資効果が出ていると見ていいでしょう。

分類別に購入商品を見てみましょう。
(といってもロボが勝手に買っただけですが)

THEO商品分類3
グロース:バランス型ではありませんがまずます、有名どころを揃えています。 9種類。

THEO商品分類2
インカム:債権を中心とした変動の少ない商品群です。 7種類。

THEO商品分類1
インフレヘッジ:この商品群が特徴的です。原油先物、金屬の先物、リードなど実物系が組み込まれています。 8種類。自力ではこのラインアップを揃えるのはとても難しいです。
このカテゴリーがあることで、個人では出来ないような分散投資を実現しています。

アベノミクスのような上げ相場は誰でも儲けられますが、今のような乱高下や下げ相場で儲けるのはとても難しい。
「売り」や「実物」の使いこなしが求められます。その解決策として有力です。

こうなったらぜひとも、課題である積立、NISA対応をクリアしてほしいもの。
商品選択のパラメータの自分での変更が出来ると、なお面白い。なぜその商品選択になったかの解説も欲しいです。

何はともあれ、個人では実現できないポートフォリオを低価格で実現できる!
これからの資産形成の有力な選択肢になりそう…。
要ウォッチですね!

今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございます。
あくまでも本ブログは個人的見解です。投資判断は自己責任でお願いいたしますね。

(*)2016/06/30 の追記。 本記事の執筆後、THEOの時価評価には2日のタイムラグがあることが判明しました。
従ってプラス1.27%というのは英国ショック前の数字でした。 正しくは-4.4%まで下落した後、6/30時点で-1.2%まで戻しています。ただ相対的に分散効果があるというわたしの評価に変更はありませんので、本記載のままとします。その後、追加購入もしています。

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やんつ(山本 常勝)

合同会社モンテリーブロ 代表
資産形成、資産運用専門FP
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