お金が一番ではない。それがあるうちは・・・  お金の知恵って何だ?

2015-06-24 23:42:06.0

こんにちは!50代であわててお金の勉強中の、不動産投資家やんつです。
社会人としてお金のことを勉強したいあなたと、アクティブシニアになりたいあなたへ・・

前回と同じく「お金」について考えてみます。
 

■ お金があれば幸せ?


前回のおさらいです。
お金とは
・経済的欲望の象徴
・選択肢という名の自由の象徴
・人の価値観によって姿を変える、パワーの塊り

です。

人生において重要なものであることは間違いありません。

ところが、こんなに重要な「お金」ですが、ほとんどの人は、学校でもあるいは家庭でも全然教えもらったことがないと思います。
(わたしもありません。だから慌ててこうして勉強している訳です)

何故、教えて貰えないのでしょう?必要性が無いとは思えません・・・
おそらくは

・お金は汚い。お金のことを考えるのは賤しいこと、という考えがある。
・人の価値観に大きく左右されるため、人によって解釈が異なる。
・教える資格のある人(お金の知恵を持ったお金持ち)があまりいない。

などではないかと思います。

最近では正しい資産形成スキルが必要ということで学習指導要領に組み込まれ、重要性は認識され始めたようですが・・・
少し「節約・守る」に偏っている気もします。
もっと「稼ぐ」やイノベーションを取り上げてもいいような・・・

経済的な価値を表すお金ですが、
やはりお金が無ければ色んなものが買えません。

無論、幸せはお金では買えませんが、
『お金が一番ではない。それがあるうちは・・・』
ということわざがあります。

多少、お金と人生の満足度は比例するようです。

厚労省 2013年国民生活基礎調査
2013所得分布

厚労省の統計によると世帯年収の中央値は432万円。
この辺りまでは、やはり生活は苦しいでしょう。
不安と不満を持つのは当然です。

そこから年収800万円程度までは満足度と年収は比例しているようです。
そこを超えると不安感は減り、あまり満足度に変化はないと言います。

更に、1000万円を越えると勝ち組意識が芽生えます。
ところがこのクラスも生活は案外楽ではありません。
年収が上がると不思議と支出も増え、思った程には残らないもの。
(わたしの周りをみても該当者があちこちに・・・)

お金の不安から完全に解放されるのは年収3000万円位と言われます。
確かにそれぐらい稼げれば生活費のことは頭から消えてしまいそうです。
違った景色が見えてくるとも言います。

知人によると、
事業収入と家計費を区別しておかないと錯覚に陥る、と言ってました。

年収3000万円はかなり困難として、やっぱりお金が無いのは問題。
収入が多いに越したことはありません。

では、たくさん収入があればいいのか? 1億円あればいいのか??
ところが昔からお金持ちが落ちぶれる話にはこと欠きません。

「オールウェイズ・ラヴ・ユー」で有名なホイットニーヒューストンは
2001年だけで1億ドル以上稼いだと言われていますが、コカインで全財産を失い、破産しました。

1990代ヒット曲を連発した作曲家の小室哲哉氏はお金を使い果たし、
2008年詐欺容疑で逮捕され、その後は再起に向け努力中です。

これで分かるのは、稼ぐ力と守る力は違うということ。

 

 

 

 

■ お金の知恵とは?


お金持ちが落ちぶれて、それ見たことかと快哉を叫ぶ人はたくさんいますが、これは情けない・・・
稼ぐ力のない貧乏人のひがみでしょう。

お金持ち=何か悪いことをして稼いだ人
という偏見を持つ人もいますが、これも間違い。

実感として言うと、お金持ちほど感謝の心と思いやりがあるように思います。
ゆとりがあるせいでしょうか?

お金はたくさんあっても、守る力と使う力がなければ問題です。
あっという間に無くなるのがオチ。

わたしの父は52歳で2億の借金を作って夜逃げしました。
(今の価値で4~5億円?)
わたしの家は稲作農家で、収入は少なかったですが、土地という資産がすぐにお金になった時代です。

近所でも、先祖伝来の土地が高く売れ、急に金持ちになったものの生活がおかしくなって、結局夜逃げしたという話はたくさんありました。

当時は土地を持っている資産家なら誰でもお金持ちになれました。
ところがお金持ちになっても、その活用方法が分からなければ失うだけです。

持ち慣れぬお金は出ていきます。持ち慣れれば貯まっていきます。

「お金に振り回されず、お金を使いこなす総合的なスキル」
それがお金の知恵です。
単なるファイナンスの理論でも、節約術でもありません。

わたしの大全では5分野に分けています。
1)マインドセットとライフプランニング
2)お金を知る
3)お金を稼ぐ
4)使う・節約、守る
5)投資、運用


稼げる人は「3)稼ぐ力」はありますので、その点は賞賛に値します。
ただ他のスキルがあるかは別問題。

若手経営者の方にヒアリングすると、
「何時でも稼げるという気があるので、使う・守るが苦手」
という方は多いです。

大金持ちになれば正のパワーも大きいですが、負のパワーも大きくなります。
コントロールするのも難しい・・・

これはお金というフィルターで人間の欲望が集積されるためと思います。

身に付けるべきはお金そのものではなく、使いこなすリテラシーのはず。

無くて問題、有っても問題・・・ なら有って問題を起こさないのが一番!
欲望としてのお金ではなく、思いやりと感謝の印として使いこなす。
それがあるべき姿ではないでしょうか?

まだまだ出来そうもありませんが・・・
頑張りましょう!!! o(^∇^)o

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
参考になれば嬉しいです。

 

 

お金はあなたを映す鏡! 映し出すのは白雪姫か?鏡の女王か?

2015-06-17 22:47:09.0

こんにちは!50代であわててお金の勉強中の、不動産投資家やんつです。
社会人としてお金のことを勉強したいあなたと、アクティブシニアになりたいあなたへ・・

今回は元々ブログのテーマでもある「お金」について考えてみます。

お金とは何だろう?
お金の知恵とは何だろう?
お金って何?
ちょっと一緒に考えてください。
 

■ 通貨としてのお金


通貨としてのお金は近代では金による交換が保証された兌換紙幣でした。
これが世界ルールとして固定相場制という形で安定したのは割と最近?です。

第2次世界大戦終了間際の1944年7月に、アメリカ合衆国ニューハンプシャー州ブレトン・ウッズで開かれた連合国通貨金融会議で締結されたブレトン・ウッズ協定がそのスタートです。

それ以前から金本位制はありましたが、国の都合で金本位を採用したり、止めたり。
金の産出量も絡んで国家間の火種となり、紆余曲折の歴史でした。

日本では明治時代には金銀複本位制という時代もあったようです。
当時、日本の金と銀の交換レートと海外のそれが異なり、そこを利用した外国人が随分儲けたとか、金が海外に流出したという話もあります。

ブレトン・ウッズ協定でようやく通貨体制が安定した訳ですが、長くは続きませんでした。
1971年、経済力と為替レートのギャップに耐え切れなくなった米国ニクソン大統領がドルと金との兌換一時停止を宣言し、ブレトン・ウッズ体制は終焉します。
いわゆるニクソンショックです。
ここから変動相場制の時代となります。これが現在の世界ルールです。

この時点で、お金(紙幣)は金との交換価値を持たないただの紙切れになりました。

では、ただの紙切れや金屬の塊である紙幣や貨幣がお金として流通する理由はなんでしょうか?

・・・そうです!
国が何時でもその紙幣や貨幣に対し、その対価を支払うという保証をしているからです。
国を信用している限りにおいて通貨は安定して流通します。
これを信用通貨といいます。いわばお金は信用の証(クレジット)ということです。

ところが、この現代の信用通貨には大きな問題が潜んでいます。
実体価値の裏付け(本位制)が不要なので、政府は保証さえすれば(受け手が信じている限り)いくらでも通貨を発行できるのです!

つまりニクションショック以降、
各国政府はお金を刷るという打ち出の小槌を手に入れたのです。
(ブレトン・ウッズ協定前には、それぞれの国が勝手にやって混乱していました。
その混沌の時代に逆戻りした!?)

実体価値と切り離されたことにより、通貨政策としては貨幣量を増やすベクトルが働きます。
これがQEやアベノミクスの遠因となっています。

つまり・・・お金という物自体の量は増え続けるわけです。
世界経済の成長率と同じならいいのでしょうが、それを超えて肥大していきます。
・長期的にお金の価値はどんどん下がる!
ことをわたしたちは認識しておくべきです。

ただ貯金しているだけではどんどん実体価値が目減りする可能性が高いのです。
(アベノミクス以前のデフレは人口減時代の一時的な状態と考えるべきと思います)

もう一つ、現代のならではの特徴として
お金がデジタルデータ化していることがあげられます。

私たちは、PCやスマホから何時でも簡単に送金できます。
実物としての紙幣が郵送されたり、やり取りされる訳ではありません。
銀行間でデータが送信され、残高情報が書き換えらるだけです。

香港市場でもニューヨーク証券取引所でもインターネットで簡単に取引ができます。
最近は電子マネーも登場し、お金の電子化に拍車が掛かっています。
原動力はコンピュータとネットワーク。時間と空間を駆けていきます。

その結果、過剰流動性となって
・世界市場は凄い速度で連動する!
これも頭に入れておきましょう。

 

 

 

 

■ お金が表すもの


ここまでは通貨としてのお金の話ですが重要なのは、わたしたちがお金という概念をどう感じるのか、です。

通貨として経済的に購入可能な全ての物が「お金」というフィルターを通ります。
とすると、何が起こるのか?

お金という概念が人間の物欲などの感情の影響を受けてしまいます。
経済的なものの象徴として欲望の対象になり、金額の大小に合わせた影響力(パワー)を内在するようなったのです。

歴史上、国家間の戦争の原因はほとんど経済か宗教です。
個人間の争いでもお金の問題か男女問題がその動機の双璧。

個人レベルでも国家レベルでもお金は最重要事項です。
(但し、目的にしてはいけません)

お金とは
・経済的欲望の象徴  であり
買い物や行動の選択肢を増やしてくれる存在です。
・選択肢という名の自由の象徴
とも言えます。

人それぞれの価値観によって見え方は変わってくるようです。
安心・安全を見る人
自由を見る人
権力・パワーに見える人
不浄と見なす人もいます。


自分の価値観や欲望を表す鏡のよう・・・
そこにはどんな姿が映っていますか?
あなたに見えたのは白雪姫? それとも・・・?

鏡の魔力に囚われてしまわぬように・・・くわばらくわばら。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
次回はお金の知恵について。

 

 

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やんつ(山本 常勝)

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