社会人のあなたと40年前の自分に贈る、サラリーマン以外の選択肢。
こんにちは!50代であわててお金の勉強中の、不動産投資家やんつです。
社会人としてお金のことを勉強したいあなたと、アクティブシニアになりたいあなたへ・・
猛暑の中、今年の新入社員がそろそろ現場に出て、頑張っています。
額の汗を拭きながら、少しづつ社会人の苦労を感じているのでしょうか?
彼らを見ていて、ふと40年前の自分を思い出しました。
わたしが新人研修で講師としてよく強調するのは、
「今までの学生という受身の立場から、社会人という能動的立場になったんだよ」ということ。
「消費者という受身でいい立場から価値を提供する側になったという自覚が必要だ」と教えています。
社会人になれば働いて収入を得る訳ですが、実は収入には2種類あります。
・時間労働型収入
・価値提供型収入 です。
パートやアルバイトが時間労働型収入であることは誰でも分かります。時間単価で働いています。
サラリーマンでも実は2種類の内容があり、時間労働型でいる間は給与も上がりません。
仕事の中身を価値提供型に切り替えないと多くを稼げません。
(偉くもなれません)
お金の稼ぎ方の歴史的発展段階は、奪う、借りる、貰う、そして提供する、です。
この提供するものが、価値の低いものから、時間<商品<サービス<知識・ノウハウ となります。
価値提供型収入とは商品やサービス、ノウハウを提供して対価をもらう収入です。
ロバートキヨサキさんによれば稼ぎ方の分類は4種類。
⇒キャッシュフロー・クワドラント
E:従業員 (employee)
S:自営業者(self-employed)
B:ビジネスオーナー(business owner)
I:投資家 (investor) です。
多くの若者がサラリーマン(E)という選択肢を取ります。
というか、それ以外の選択肢があることを知らないのではないでしょうか?
就職の話題の中でS、B、Iが出ることはありません。
何故でしょう?
日本FP協会による
「10代からのパーソナルファイナンス」というガイドブックがあります。
ここに就業形態別の労働力人口の推移が載っています。(出典は総務省労働力調査)

緑の線が 自営業者等(農業、漁業、経営者含)の比率で、
赤の線が 雇用者(サラリーマン)の比率です。
青の線は 完全失業者
これを見ると、高度成長は自営業者の滅びの歴史であったことが分かります。
かってはサリーマンではない自営業という就業形態も普通でした。
自分の親ではなくても周りの親戚や友達の両親が自営業を営んでいたのです。
自営業者等の比率です。
1960年代 45.8%
1970年代 34.7%
1980年代 27.7%
1990年代 22.1%
2000年代 16.1%・・・
この後も減少を続け、今や12.1%とか11.7%という数字。
完全失業者を除くとわずか7~8%です。
ここには飲食業や士業(税理士、行政書士など)、あるいはごく一部の経営者が含まれています。
わたちたちの周りから自営業者が消え、サラリーマンという就業形態が圧倒的になった訳です。
具体的にその生活を目にする機会もどんどん減っています。
右を見ても、左を向いてもサラリーマン世帯。
友達にもほとんど自営業の親はいなくなっています。
これではサラリーマン以外の就業形態があることに気が付くはずもありません。
「10代からのパーソナルファイナンス」においても-会社に勤める-という章が5.5ページの分量なのに対し、
(フリーターや派遣社員という説明はあります!)
-独立・起業-に関しては1.5ページ程度・・・
家業、大家さんも含めてですから、起業についての記述となればごくわずか。
これでいいのでしょうか?
自分で週末起業を実践しているせいかとても違和感を感じます。
サラリ-マンは一つの選択肢のはず。
他にSもBもIもあります。
会社があれば経営者やオーナーがいます。
ビルがあれば、テナントだけではなく大家さんがいます。
そんな社会の構造をもう少し知る必要を感じます。
全員がサラリーマンでは経済が活性化しそうもありません。
わたし自身、長いサラリーマン生活でその良さを満喫しています。
決して脱サラを推奨している訳でもなく、サラリーマンを否定している訳でもありません。
ただ、サラリーマンという就業形態に限界があるのも事実。
自分の年収を自分で決めることは出来ません。
自分の運命のある部分を他人に委ねています。
それがいいか悪いかではありません。
職業の選択肢のひとつに過ぎないということ・・・
サラリーマン以外の
ビジネスオーナーや投資家という存在も社会人になる前から知るべきです。
その上で何になりたいか、何が出来るか考えればいいのです。
社会人になりたてのあなた、
あなたは何を社会に提供できますか?
収入は価値提供型を目指していますか?
40年前の社会人になる前の自分自身に教えてやりたいです。
いろいろ知った上で自分で選ぶんだよ、と
社会人=サラリーマンじゃないよ、と
知っていれば何かが変わったでしょうか?それとも変わらなかったでしょうか・・・?
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
社会人としてお金のことを勉強したいあなたと、アクティブシニアになりたいあなたへ・・
猛暑の中、今年の新入社員がそろそろ現場に出て、頑張っています。
額の汗を拭きながら、少しづつ社会人の苦労を感じているのでしょうか?
彼らを見ていて、ふと40年前の自分を思い出しました。
わたしが新人研修で講師としてよく強調するのは、
「今までの学生という受身の立場から、社会人という能動的立場になったんだよ」ということ。
「消費者という受身でいい立場から価値を提供する側になったという自覚が必要だ」と教えています。
社会人になれば働いて収入を得る訳ですが、実は収入には2種類あります。
・時間労働型収入
・価値提供型収入 です。
パートやアルバイトが時間労働型収入であることは誰でも分かります。時間単価で働いています。
サラリーマンでも実は2種類の内容があり、時間労働型でいる間は給与も上がりません。
仕事の中身を価値提供型に切り替えないと多くを稼げません。
(偉くもなれません)
お金の稼ぎ方の歴史的発展段階は、奪う、借りる、貰う、そして提供する、です。
この提供するものが、価値の低いものから、時間<商品<サービス<知識・ノウハウ となります。
価値提供型収入とは商品やサービス、ノウハウを提供して対価をもらう収入です。
ロバートキヨサキさんによれば稼ぎ方の分類は4種類。
⇒キャッシュフロー・クワドラント
E:従業員 (employee)
S:自営業者(self-employed)
B:ビジネスオーナー(business owner)
I:投資家 (investor) です。
多くの若者がサラリーマン(E)という選択肢を取ります。
というか、それ以外の選択肢があることを知らないのではないでしょうか?
就職の話題の中でS、B、Iが出ることはありません。
何故でしょう?
日本FP協会による
「10代からのパーソナルファイナンス」というガイドブックがあります。
ここに就業形態別の労働力人口の推移が載っています。(出典は総務省労働力調査)

緑の線が 自営業者等(農業、漁業、経営者含)の比率で、
赤の線が 雇用者(サラリーマン)の比率です。
青の線は 完全失業者
これを見ると、高度成長は自営業者の滅びの歴史であったことが分かります。
かってはサリーマンではない自営業という就業形態も普通でした。
自分の親ではなくても周りの親戚や友達の両親が自営業を営んでいたのです。
自営業者等の比率です。
1960年代 45.8%
1970年代 34.7%
1980年代 27.7%
1990年代 22.1%
2000年代 16.1%・・・
この後も減少を続け、今や12.1%とか11.7%という数字。
完全失業者を除くとわずか7~8%です。
ここには飲食業や士業(税理士、行政書士など)、あるいはごく一部の経営者が含まれています。
わたちたちの周りから自営業者が消え、サラリーマンという就業形態が圧倒的になった訳です。
具体的にその生活を目にする機会もどんどん減っています。
右を見ても、左を向いてもサラリーマン世帯。
友達にもほとんど自営業の親はいなくなっています。
これではサラリーマン以外の就業形態があることに気が付くはずもありません。
「10代からのパーソナルファイナンス」においても-会社に勤める-という章が5.5ページの分量なのに対し、
(フリーターや派遣社員という説明はあります!)
-独立・起業-に関しては1.5ページ程度・・・
家業、大家さんも含めてですから、起業についての記述となればごくわずか。
これでいいのでしょうか?
自分で週末起業を実践しているせいかとても違和感を感じます。
サラリ-マンは一つの選択肢のはず。
他にSもBもIもあります。
会社があれば経営者やオーナーがいます。
ビルがあれば、テナントだけではなく大家さんがいます。
そんな社会の構造をもう少し知る必要を感じます。
全員がサラリーマンでは経済が活性化しそうもありません。
わたし自身、長いサラリーマン生活でその良さを満喫しています。
決して脱サラを推奨している訳でもなく、サラリーマンを否定している訳でもありません。
ただ、サラリーマンという就業形態に限界があるのも事実。
自分の年収を自分で決めることは出来ません。
自分の運命のある部分を他人に委ねています。
それがいいか悪いかではありません。
職業の選択肢のひとつに過ぎないということ・・・
サラリーマン以外の
ビジネスオーナーや投資家という存在も社会人になる前から知るべきです。
その上で何になりたいか、何が出来るか考えればいいのです。
社会人になりたてのあなた、
あなたは何を社会に提供できますか?
収入は価値提供型を目指していますか?
40年前の社会人になる前の自分自身に教えてやりたいです。
いろいろ知った上で自分で選ぶんだよ、と
社会人=サラリーマンじゃないよ、と
知っていれば何かが変わったでしょうか?それとも変わらなかったでしょうか・・・?
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。