人生はわくわくとドキドキで、できている!
不動産投資家やんつです。
社会人としてお金のことを勉強したいあなたと、アクティブシニアになりたいあなたへ・・
最近、不動産投資のセミナーの準備をしていてふと気が付きました。
不動産投資に対する取り組み方を分類すると、どうやら7つに分かれるようです。
1.興味がない人、関心がない人
2.やったこともないのに、やめた方がいいと否定する人
3.大損して破綻した人
4.ほとんど儲かっていない人
5.儲かっていると勘違いしている人
6.そこそこ儲かっている人
7.純資産をどんどん拡大する人
題して、不動産投資と7人のこびと…
「一人目」…興味がない人、関心がない人
まず、世間の大多数を占めるのが不動産投資に「興味がない人、関心がない人」です。
無論、人生の必須知識ではないので問題になる訳ではありません。
不動産といえば、相対取引で値段がよく分からない…。
業界はひと儲けを企む怪しい人間ばかり。なんだか信用できない。
上手くいってる人もいるみたいだけど、特別な例だけでしょ。うかつに近づくと損をしそう…。
そもそも、投資なんていうものは下品。
人生は地道が一番。 くわばら、くわばら…
どうも、お金に興味を持つことは卑しいことという文化でしょうか?
実際にやっている人間からすると、無関心はちとモッタイナイ。
実は、人は人生の中で必ず不動産と関わりを持ちます。
・社会人になって、親元を離れて賃貸住まい
・結婚してマイホーム
・親の高齢化とセットで悩ましい実家問題
・そして、最後に相続問題
しかも、親からの相続人であるだけではなく、いずれ自身も被相続人になります。
不動産投資の知識があれば、マイホームに関しても賃貸併用という選択肢も広がります。
(住宅の半分に自分が住み、半分を賃貸に出すというもの。家賃収入をローン返済に充てるため、殆ど支払いのない状態でのマイホーム取得が可能)
定年間近になると、親の衰えと共に実家問題に頭を悩ます人も多いです。
早めにスキルを習得しておくと、いざという時のフットワークが違います。
学んでおいて、損はないと思うんですけどね。
んん?
ホントは興味があるのに、無いふりをしている人も実は多い??
「二人目」…やったこともないのに、やめた方がいいと否定する人
次に、やったこともないのに「不動産投資は怖いものだから止めましょう!」という人がいます。
やってみての感想ならいいんですが、ほとんどがやったことも無いのに不動産投資のネガティブ面だけを強調しています。
どういう訳か、FPとか金融系の専門家に多いのが困りものです。
リスクを警告するのが自分たちの役目と思っているんでしょう。
リスクを含めて正しく啓蒙するのは問題ありませんが、やってもいないで偏見だけで内容は勘違いが多いのが残念。
(逆にリスクを全然言わないで売り付ける業界人も多いので、仕方がないのかもしれませんが)
この人たちの言い分は
「人口減の時代、空室リスクには近寄るな!」です。
以前、そんな人が書いている「不動産投資のリスク」を読みました。
<やったことのない人が言う不動産投資のリスク>
・購入した物件に欠陥があるかもしれない
・借りる人がいなければ赤字になるかもしれない
・銀行から大金を借りても、返せなくなるかもしれない
この辺は、まあ分かる気もします。
・物件が壊れた時に修理費がかかる
・不動産会社や入居者との手続きが煩雑
???
この人は何をしたいんでしょう?
棚からぼた餅が欲しいんでしょうか?
ビジネスをすれば頭も必要で、労力も掛かります。
それをリスクと呼ぶのでしょうか?
ここまでくると、噴飯ものです。
どんなビジネスにもリスクはあります。
リスクとは避けるものではなく、マネージするもの!
リターンはリスクの果実なんですから。
人口減でビジネス環境としての賃貸事業が難しくなっているのは事実ですが…
「もう3割も空室」といって敬遠するのか、
「まだ7割も埋まっている」と更に10割埋める戦略を考えるのか、
このマインドセットが分かれ目です。
そのマインドを持てない人は止めといた方が無難。
「三人目」…大損して破綻した人
以前、不動産投資セミナーである人から、
「大失敗した人の話を聞きたいんだよね~。何か悲惨な話、知りませんか?」と尋ねられました。
昨年、サークルメンバーと
『失敗事例に学ぶ! 「不動産投資」成功の教科書』 を出版させていただきました。
ただ、失敗事例書籍と言いつつ、
「失敗しそうになったけどリカバリーした」という話が多いのです。
事故、災害には注意すべきですが、それ以外のトラブルは努力でなんとかなるのです。
大損して破綻した人には、残念ながらわたしは会ったことはありません。
数百人の投資家に会っていますが、「苦労した、もうこりごりだ」という人はいましたが大失敗という具体例は知りません。失敗した人は人前に出ないので逢えないのかもしれませんが。
実際に破たんする人はどれ位いるんでしょう?
不動産投資への積極的融資で有名なS銀行の不良債権の内訳をみると、返済滞納、条件猶予で1.0~1.2%程度です。(金額ベース)
そこから更に破綻するのは0.2~0.4%だといいます。500人に1~2名ですね。
みなさんが思っているより低いのでは?
今は、バブル期のようにキャピタルゲイン狙いではなく、インカムゲインが中心です。
きちんと電卓を叩けば、ある程度の収支にはなります。
ある日突然、全室が空室になるなんてことはありません。長期金利も急に4~5%になる訳ではありません。
災害対策の保険は必要ですが、それ以外はマネージが可能なのです。
「四人目」以降は次回に…
今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございます。
こちらでも書いてます。よろしければお読みください。
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