えっ!? 借金が2億って言ったらほめられた! -お金のレバレッジ-
こんにちは! 53歳からあわててお金の勉強中の、不動産投資家やんつです。
社会人としてお金のことを勉強したいあなたと、アクティブシニアになりたいあなたと、今日もファイナンシャルリテラシーについて考えてみます。
前回、 良い借金・悪い借金 のお話をしましたが、もう少し借金の話を続けます。
現在、わたしには約2億円の借金(銀行ローン)があります。
以前、前の勤務先の後輩にばったり会って、近況報告のなかで不動産投資の話題になり、
「アパートを3棟取得したよ~」という話をしました。
「えーっ3棟ですか!? すごい! いいですね~」
「いやいや。 でも借金が2億位あるんだよ~」
色んな話題で盛り上がった後、別れ際に心配げな顔で彼が言いました。
「大丈夫ですか?? 無茶しないでくださいよ!」
う~ん、不動産投資の良さを説明してたつもりだったんですが、
借金の大きさだけが印象に残ったようです‥ orz
考えてみればこれは、これはごくまっとうな反応かもしれません。
一般的には、「借金=悪」、「借金は避けるべきもの」という常識があります。
わたしも以前はクレジットもなるべく使わず、「いつもニコニコ現金払い」派でした。
今でも使うときは一括払いだけです。
投資仲間でも物件を買い進めるに際し、「借金への抵抗感」がハードルのひとつになってるという人は多いです。
3000~5000万円というローンは組めるけど、「億」という言葉を聞くと尻込みしてしまうようです。 (まぁ、根拠なく不感症の人も問題でしょうが)
不動産を学んだ「ファイナンシャルアカデミー」で よい借金 と 悪い借金 があると聞いた瞬間にマインドセット(心構え、価値観)として 「借金=悪」 というタガを外すことができました。
といってもやはり最初の大きな借金は怖かったです。 (>_<)
どきどき‥ 本当に返せるんだろうか?
どきどき‥ ちゃんとシュミレーション上ではいける! はず‥
どきどき‥ よし大丈夫!
このマインドセットに成功した友人達は、3億、4億 と買い進めています。
みんな、最初のローンの返済を実際に家賃収入で安定して返すことによって始めて実感を持って返せる自信につながったと言います。
借金して見てわかったことがあります。
古い言葉で「借金も甲斐性のうち」というのがあります。
借金というのは貸してくれる金融機関があって初めて成り立ちます。
つまり借金したということは、 返せる人だと金融機関が判断したということ です。
借金できる属性であることの証明なんです!
たまたま年配の方と不動産投資とローンの話になったことがあります(投資家の方ではありません)
てっきり心配されると思ったんですが・・
「2億の借金! そりゃ凄い! たいしたもんだ~」
‥褒められちゃいました!
借金できる力というのはファイナンシャルのスキルのひとつです。
ただ、どういう理由で借金出来たのかは理解しておく必要があると思います。
・不動産事業の運営力が評価された
・物件の収益還元力が評価された
・物件の積算価格による担保力が評価された
・サラリーマンとしての属性が評価された
何が評価の元になったかはその後の戦略に影響しますので理解しておきたいです。
お金のレバッジへの理解とともにお金へのマインドセットも正しく育成する必要がありそうです。