アラフィフの方に贈る お金の知恵セミナーのお知らせ

Sep 29, 2014

こんにちは! 53歳からあわててお金の勉強中の、不動産投資家やんつです。
今回はアクティブシニアになりたいあなたへ、特別のお知らせです。

社会人向けファイナンス教育で定評のあるファイナンシャルアカデミー主催で
10/25(土)にセミナーをやらせて頂くことになりました。

タイトルは
「子育て卒業世代」のためのお金との付き合いかた講座」 です。

内容はアラフィフ世代としての「守りながら攻める」お金の知恵、です。

アラフィフとして意識すべき「守り」のお金とは?
アラフィフだからできる「攻め」の戦略とは?
「守り」だけではない夢の実現への取組み方をお話しする予定です。

53歳からという遅いスタートながら数年で2億円の資産規模にしたわたしの体験を通じて得たものをお話しする予定です。

40代後半から50代の特徴としてファイナンスへの認識が薄いということがあります。
この世代はちょうど、まだバブルの残り香があった時期に社会に出た人たちです。
(覚えてますか?? ワンレンボディコン、お立ち台・・・・)

アラフィフのみなさん。
ご自分では、この少子高齢化時代に対応したつもりかもしれませんが本当ですか?
宵越しの金は持たない・・・
年功序列で給与は上がっていく・・・・
心の奥底ではまだまだそんな幻想にとらわれて、何とかなると思っていませんか?

だからこそ、みなさんに今しかないやるべきお金の知恵、を学んで欲しいと思っています。

定年を超えると必然的に「守り」中心にならざるを得ません。
親の介護や自分の老後のことだけで汲々とする・・・
そんな人生を選択しますか? まだ間に合いますよ!

むろん問題を避けて通る訳ではありません。
受け身になるだけではなく、お金の知恵でついでに豊かな人生も実現してしまう!
そんなわがままな夢を一緒に実現しませんか?

今がとても貴重な50代であることに、セミナーを通じてひとりでも気付いてもらえることを願っています。
定年を、終わりではなく新しい旅立ちにするために!

   20141025FAセミナー
※詳細・お申込みは画像をクリックしてください。

※次回は利回り設定の続きです。

急いてはことを仕損じる!? 投資の前に目標利回り設定! (1)

Sep 27, 2014

こんにちは! 53歳からあわててお金の勉強中の、不動産投資家やんつです。
社会人としてお金のことを勉強したいあなたと、アクティブシニアになりたいあなたへ・・
前回までは、投資の前の現状分析、自分B/S作りでした。
今回はリターンの目標を定めましょう。

■ 目標設定


自分の純資産を使って毎年どの位のリターンをあげていけばどの位の資産が形成できるのか?
EXCELを使って簡単に計算してみましょう。

考え方としては 資産×運用利回り=リターン(期待収益)です。
翌年は 前年資産残高+前年リータン ですが、前年の貯金もプラスしましょう。
前回のB/Sの数字を使うとこんな感じです。 (前回はこちら)

【資産運用目標】
資産運用目標 試算
図では純資産全体を目標利回りで運用してリターン(期待収益)を出していますが、
自宅部分の含み益を除いて現預金だけの活用なら、もう一つ運用資産の欄を作ってもいいかもしれません。
その場合は 運用資産×運用利回り=リターン(期待収益)ですね。

将来の年金を補てんするために、不足分を期待収益で埋めるにはいくらの資産が必要で、いくらの利回りがあればいいのか?
そんな応用にも繋がります。
(FPの用語では現在残高に対しての目標金額を求める係数を「終価係数」といいます)

貯金については節約術の考え方で、7:2:1というのがあります。
収入の7割で生活費を賄い、2割を貯金に回し、1割を勉強や読書などの自己投資に使うというものです。

毎年の貯金額を色々変えてみると、目標額の達成のためへの貯金の重要性も実感できます。
年度収支の中から毎年2割貯金していくのもかなり大変ですが、こんな表を作ってみれば励みになるかもしれません。

さて、貯金額の記入ができたら問題は目標利回りです。
どんな目標利回りを設定したらいいんでしょうか??

投資をする場合に期待される利回りのことを期待収益率といいます。
(一般的には投資商品単位で計算されることが多いです)
リスクが高いのに期待収益率が低いと、「割に合わない商品」ということですね。

実は自分にとっての 期待収益率 に正解はありません。

「利回りは高い方がいいに決まってるじゃん!」
おっしゃる通りです。  m(__)m

先日、会社の同僚のHさんと投資の話になりました。
わたし:「投資とかに興味はないの?」
Hさん:「う~ん、5%の利回りが取れるなら投資してもいいんだけど・・」

言葉を変えるとHさんの言いたかったのはこうです。
「投資って、減っちゃうリスクもあって怖いんだけど・・・ 5%の利回りが見込めるなら、
安全だけど低金利の定期預金じゃなく、投資に資金を回してもいいかも」

これは 彼にとって
リスクに釣り合う期待収益率は5%である!
ということに他なりません。
(数字そのものには根拠はないようでしたが・・・)

わたしは51歳(2008年)で初めてこの 「資産運用目標」 を設定した時は思い切って4.5%で設定しました。
(わたしも根拠なし! ですww (>_<))

2004年から運用を始めた会社の401Kは目標利回りを3.5%にしています。
実績としては2014/8末時点でラッキーなことに設定来で5.5%をあげています。
(人事部長と話したところ 会社としての目標は2.5%だそうです)

あなたの目標利回りは 何% ですか?

この利回りの設定のお話、もう少し続きます。

お金の知恵大全 Ver2.0はこちら

急いてはことを仕損じる!? 投資の前に自分B/Sを作ろう! (3)

Sep 23, 2014

こんにちは! 53歳からあわててお金の勉強中の、不動産投資家やんつです。
社会人としてお金のことを勉強したいあなたと、アクティブシニアになりたいあなたへ・・
前回までは、自分B/Sの資産の部を作りました。今回は負債の部です。

負債の部といえば借金や債務のことですが、一般的にはローン位しかありません。
短期的な借金がクレジットカードのローンで長期的なものが住宅ローンです。
正式には負債の部も資産の部のように短期的な流動負債と長期的な固定負債を分けて記載しますが、あまり神経質に考えることはありません。

さて、ご自分の住宅ローンの現在残高はご存知ですか?

残高を忘れている人も多いと思います。
借り入れ当初に返済予定表が送られてきているはずなので思い出して探してみましょう。
(ネットで確認できる銀行もあります)

毎月の返済額だけではなく、利息部分と元本返済分との内訳も記載されています。
元利均等払いであれば少しずつ元本返済額が大きくなっているのが分かりますよね。
(裏を返せば返済当初は利息ばかりを払ってるってことですね・・・ (>_<))

クレジットなどが無ければ負債はこれだけだと思います。
負債総額が出たら純資産額を算出して終了です。
純資産額=総資産額-負債額  で計算します。
これが本当の皆さんの資産の額です

ついでに純資産比率も出しましょう。
純資産比率=純資産額÷総資産額 です。

純資産比率は大きいほど良い(安全性が高い)とされます。
一般的には企業会計では35%程度が安全性の目安です。
10%程度では過少資本として危険とみなされ、改善が必要です。

わたしの今の純資産比率は36%~ですが、50%を超えれば安全圏と考えており、当面はそのラインを目標としています。
(不動産投資でローンを組むと比率はどうしても低下します)

ついでに自宅部分に着目して、その純資産価値についても見てみましょう。
前回同様わたしのマンションを例にします。 2013年末のローン残高は16821千円です。

わたしのマンションの評価額は29601円千円なので(前回を参照)、
29601-16821=12780千円 が帳簿上の自宅の純資産価値となります。

前回使用した例題の図を完成させるとこうなります。
B/S例

純資産比率が57.5%で、安全性からはまずまずの水準にあると言えます。
ただ残念ながら自宅に純資産価値があったとしてもキャッシュフローを生み出す原資としては使えません。
ローンが無くなれば、担保設定することはできますがそれは返済後の話です。
この辺りが投資家目線では自宅は資産ではない、と言われるゆえんです。

結局、使えるのは現預金だけということになり、自宅の含み益を除くと
10000千円÷39600千円=25.3% です。 実質的な純資産比率はまだまだということが分かります。

さらに自宅評価を市場価格ベースの26000千円とすると、同じようにローン残高を差し引いて
26000-16821=9179千円 となり、これが市場価格で評価した純資産価値であることも分かります。

つまり、今売れば約900万円が売却利益として残る計算です。
わたしのマンションは築15年ですが、これだけの売却益が見込めるのは、実は頭金を入れてローン額を圧縮したことが主因です。
もしフルローンを組んでいたら、もっとローン残高が残っていて純資産価値は無かったかもしれません……
(買った当時はこんなお金の知恵は全く無く、何も考えないまま購入しました。 (>_<) )

自分B/Sの知識があれば、自宅を購入する前にこうやって色々シュミレーションすることも可能です。
自宅購入は経済的側面だけでは決められませんが、賢い自宅選びにつながると思います。

さて、あなたの純資産額はどうですか? その比率は?

投資戦略としては、このB/Sでどんなキャッシュフローを生み出していくかが目標となります。資産(ストック)はそのままでは価値を生み出しません。(むしろ不動産なら固定資産税が掛かる!?)
資産は活用してナンボです。しっかり働いてもらいましょう!

次回はこのB/Sを使って生み出すキャッシュフローの目標設定について考えてみましょう。

お金の知恵大全 Ver2.0はこちら

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やんつ(山本 常勝)

合同会社モンテリーブロ 代表
資産形成、資産運用専門FP
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