2月13日は「にいさ」の日! 金融庁のシンポジウム 潜入記(2)

こんにちは! たそがれ族の不動産投資家やんつです。
六本木で開催された金融庁主催の「NISAの日シンポジウム」潜入記の続きです。
前半の模様はこちら

         NISAの日_会場

参加者との質疑の様子です。(抜粋)
質問1.
NISAの口座開設が475万で、そのうち新規開設が150万という報道があるが、本当にいままで投資していなかった
「新しい人」が増えているのか?
単に、今まで投資している人が口座開設しただけではないか? 純増は5%程度という報道もある。
実態をどうとらえるか?   (これはわたしが質問しました‥ (^_^)v

 ⇒実態としては思ったより新規参入が少ないという認識はしている。
 今後、頑張ります。   (と、まぁ優等生的発言‥ 対策を聞きたかった‥)

質問2.
何故、新規購入だけ?が対象なのか?  ( 気持ちは分かりますよね~)

 ⇒従来層ではない層の開拓が趣旨のためです。 財政難の中、非課税の施策を通すのに
  国民の健全なる資産形成の推進が経済活性化につながるという、理由づけがなければならない。
  ご理解いただきたい。

(どうやら今回の制度設計に際し、金融庁内部でも諸説あったのが伺えます‥
そもそも、金融資産の大部分を高齢者が持っている状況において、優遇税制について年配の富裕層のためだけじゃないか!? と反対が出るのも何時ものことですが、理解はできます。)

質問3.
長期的な分散投資の推進という趣旨からすると、5年という設定は短いのでは?

 ⇒非常に議論のあった所です。 100万を、たとえば10年だとすると、100万×10で1000万円となります。
  長くすればするほど高額となり富裕層向けではないか、という批判に繋がります。
  ロールオーバーを使えば10年使えます。ぜひ活用して欲しい。

(ロールオーバーのせいで、より分かりにくくなったのも事実です‥ もっとシンプルにならなかったんでしょうか‥‥)

質問4.
収益に対する優遇だけで、損に対する救済がない。   (そうだそうだ! パチパチ……… o(^∇^)o)

 ⇒これまであった10%の課税優遇は、デイトレ向きで賛否両論があった。今回は長期向きにしたかった。
(NISA口座内損に限るとか、方策はありそうなもんですが‥ ここは強く改善を望みたいです)

NISAの口座開設に関する煩雑さと、時間がかかり過ぎることについては質問は出ませんでした。
最後にちょっと残念だったこと‥
・受け狙いのつまらないアンケートの紹介で貴重な時間を浪費したこと‥
・定員200名の会場で、金融庁主催としてはちょっとチープな作り? だったこと‥
・さらに会場が約70%位の入りで、プロモーション不足を感じさせたこと‥

まぁ始まったばかりです…
金融庁さん頑張って! 、期待してまっせ!

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やんつ(山本 常勝)

合同会社モンテリーブロ 代表
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