学習効果を高めるたったひとつの方法
こんにちは! 53歳からあわててお金の勉強中の、不動産投資家やんつです。
今日は投資のスキルを上げる秘訣について考えてみたいと思います。
日本ファイナンシャルアカデミーで不動産投資の勉強をしている時のことです。
講師の束田先生から「卒業生でなんと約30%の人が物件購入に成功しています!」という話がありました。
この30%の購入率というのは非常に高い数字ですが、逆に高額のアカデミーに通う購入意欲の高い人ですら70%もの人が買えていない‥ ということになります。
本格的なアカデミーとまではいかず、なんとなく不動産投資ってよさそうかも‥と考えてひとりで書籍を読んだり、無料のセミナーに参加しているして人はもっと大勢います。
おそらく物件購入にたどりつく人は1割くらいではないでしょうか‥??
この 成果を出せる1割と 成果を出せない9割を 分けているものはなんでしょうか??
どうせなら成果を出せるグループに入りたいですよね~
2棟目を買った時に、仲介業者さんに言われました。
「探し始めて、買う人はだいたい半年位で買うんですよね~ 買えない人は何時までたっても買えないケースが多いんですよ~」
今はネットを含めて情報過多の時代です。
金融投資でも不動産でも色んな書籍や無料のセミナーやブログが溢れています。
(わたしのこのブログもその一つでした‥! )^o^( )
なにかを始める時、まず「学習」が必要なことにみなさん異論はないと思います。
書籍を読み、関連するイベントやセミナーに参加してみる‥ ごくまっとうな方法です。
わたしもそうでした。
不動産投資であれば、物件選択に始まり融資交渉から減価償却と損益計算。空室対策に税金対策。
非常に幅広い知識が必要となります。高額でリスクもありますから事前の研究と慎重な取り組みは必須です。
学習曲線というものがあります。
スキルアップは決して勉強量とともに一直線で上がっていく訳ではなく、階段状に伸びて行きます。
この階段を上がっていくためのエンジンが「学習」で、このエンジンを吹かすガソリンが「実践」です。
立派な排気量のエンジンがあってもガソリンが無くては登ることはできません。
「セミナー貧乏」という言葉をご存知でしょうか?
学習ばかりで実践する決断力の無い人のことをさす言葉です。
・セミナーは受けたけど、具体的に、何をすればいいのか分からない。
・セミナーを受けて成長した気にはなっているが、何の行動も変わっていない。
・どんなタイミングで、何時から始めていいか分からない。
いくら本を読んでも、書いてあるのは「著者にとって成功してきた道筋」です。自分にとっての正解かどうかは分かりません。
読めば読むほど混乱して、一歩踏み出す自信がなかなか持てません。
何を隠そう、わたしもどちらかというと「セミナー貧乏」であまり行動が伴わないタイプです……… orz (あぁカミングアウトしちゃいました!)
残念ながら、机上で分かったつもりになっても実践し体験してみないと、本当のところは分かりません。
わたしも2棟目を買うときは、大きなローンだったことも有り、散々迷っていました‥
無論、事前に何度も損益をシュミレーションし、ある程度の成算はあるつもりでしたが‥
決して100点満点の物件ではありませんでしたが(今だったら買わないと思います)、ここが進むべき時と感じていました。
結局、大きなローンを組んで買うという決断をし、一歩踏み出しました。
滞納や管理変更という苦労もありましたが、それを乗り越えることが自信につながって行きました。
踏み出してみるとそこにはサラリーマン兼業大家業という違った世界が広がっていました。
本に書いてあったことが、リアルな現実として分かってきます。
あぁこういう意味だったのか‥ なるほどこの事を書いてあったんだ‥
理屈ではなく、体験してみて初めて身に沁みることばかりです。
心底、買って良かったと思います。
自分自身が大きくスキルアップした実感があります。
学習効果を高めるたったひとつの方法とは、「やってみること」です。
大きな失敗を避け、小さな失敗の実践と学習の繰り返しです。
むかし寺山修二という人が「書を捨てよ、町に出よう!」と言いましたが
今ならこう言うと思いますよ。
「さぁ、ネットを捨てて街に出よう!」