資産運用実践記(3) 投資信託はこうして買う!?
こんにちは!53歳からあわててお金の勉強中の、不動産投資家やんつです。
社会人としてお金のことを勉強したいあなたと、アクティブシニアになりたいあなたへ・・
今回も、投資を始めようとしている人向けの資産運用の話の続きです。
⇒資産運用実践記(1) ネット証券の勧め
⇒資産運用実践記(2) ポートフォリオ
前回まででインデックス中心の資産運用方針を立てました。
でも、たくさんある商品のうちは何を基準に選べばいいんでしょうか?
投資信託の仕組みを図式化してみました。
まず目に付くのはコストの発生ポイントの多さ(赤字の部分)です。
・購入時⇒ 販売手数料
・保有時⇒ 信託報酬
・分配金⇒ 所得税
・売却時⇒ 信託財産留保額、所得税
ざっとこれだけのコストが発生します。
特に注意が必要なのは保有している間じゅう発生する信託報酬(管理料)と分配金への所得税です。
この低金利時代、それほど高いリターンが望める訳ではありません。
仮に年利5.0%が期待できる商品があったとしても、
信託報酬で投資額の2.0%が必要経費となれば、残りは3.0%となり、収益の4割が減ってしまう計算になります。
しかも収益は未確定ですがコストは確定です!
年利1.5%の運用にとどまれば信託報酬を引くと、▲0.5%のマイナスになります!
この信託報酬の率は商品によってかなりバラつきがあります。
銀行などで紹介されるお薦め商品では2.0~3.0%程度であることがめずらしくありません。
(どこがお薦めなんだか・・・)
10.0%以上の利回りをコンスタントに狙えるなら、その程度の経費は問題ないのかもしれませんが・・・
(アベノミクスのおかげで2012~2014年のリターンは20%近いファンドがありますが、あくまで短期の上昇局面での幸運な結果です)
一方、ローコストを売りにするネット系証券では、1.0%程度の良心的な商品を数多く扱っています。
購入時の販売手数料も安めです。
投資信託のやってはいけない(その1)でお話した
投資信託は銀行や証券店舗から買ってはいけない
とした理由のひとつがここにあります。
結論:投資信託の最重要選定基準は
コスト!コスト!コスト!です。
低金利の時代、なるべくコストの安いものを探しましょう!
さて、ではどんなコストの安い商品があるんでしょうか?
具体的に探してみましょう。
どうやって探すのか?
最近は銘柄を様々な条件で横断的に検索できる
スクリーニング機能が各社ありますのでとっても楽チンです。
■楽天証券:投信スーパーサーチ
→投資信託専用ツールで嬉しい限り。ただトタールリターン抽出条件の上限が5年なのはちと寂しい。
1~3年の成績を見るのではなく、5~10年の長期的成績で判断したいですね。
■モーニングスター:ファンド検索
→投資家には人気の老舗サイトです。ただ、最近はネット証券が充実してきたので押され気味です。
リターンに10年までの選択肢があるのはさすがです。(検索後の表示が3年なのは目をつぶりましょう)
■マネックス証券:チャートフォリオ
→会員になるか専用アプリが必要なのでちょっと面倒ですね。
■SBI証券:パワーサーチ
→シンプルで使いやすいですが、やや抽出条件が粗い感じです。ただ、絞り込みに使うなら十分かもしれません。
使っているデータはモーニングスターのもののようです。
さて色んな条件で検索し、どんな投資信託があるか探してみることにします。
あなたもやってみては?
今回は選定基準の話となり、具体的商品まで辿り着きませんでした・・・
(T ^ T)
次回はいよいよ商品を検討するぞ~! ・・・たぶん
(本記事はあくまでわたしの考え方に基づく実践例です。投資戦略はみなさんそれぞれの考え方で変わります。
あくまで参考例とし、投資は自己責任でお願いします)
社会人としてお金のことを勉強したいあなたと、アクティブシニアになりたいあなたへ・・
今回も、投資を始めようとしている人向けの資産運用の話の続きです。
⇒資産運用実践記(1) ネット証券の勧め
⇒資産運用実践記(2) ポートフォリオ
前回まででインデックス中心の資産運用方針を立てました。
でも、たくさんある商品のうちは何を基準に選べばいいんでしょうか?
投資信託の仕組みを図式化してみました。
まず目に付くのはコストの発生ポイントの多さ(赤字の部分)です。
・購入時⇒ 販売手数料
・保有時⇒ 信託報酬
・分配金⇒ 所得税
・売却時⇒ 信託財産留保額、所得税
ざっとこれだけのコストが発生します。
特に注意が必要なのは保有している間じゅう発生する信託報酬(管理料)と分配金への所得税です。
この低金利時代、それほど高いリターンが望める訳ではありません。
仮に年利5.0%が期待できる商品があったとしても、
信託報酬で投資額の2.0%が必要経費となれば、残りは3.0%となり、収益の4割が減ってしまう計算になります。
しかも収益は未確定ですがコストは確定です!
年利1.5%の運用にとどまれば信託報酬を引くと、▲0.5%のマイナスになります!
この信託報酬の率は商品によってかなりバラつきがあります。
銀行などで紹介されるお薦め商品では2.0~3.0%程度であることがめずらしくありません。
(どこがお薦めなんだか・・・)
10.0%以上の利回りをコンスタントに狙えるなら、その程度の経費は問題ないのかもしれませんが・・・
(アベノミクスのおかげで2012~2014年のリターンは20%近いファンドがありますが、あくまで短期の上昇局面での幸運な結果です)
一方、ローコストを売りにするネット系証券では、1.0%程度の良心的な商品を数多く扱っています。
購入時の販売手数料も安めです。
投資信託のやってはいけない(その1)でお話した
投資信託は銀行や証券店舗から買ってはいけない
とした理由のひとつがここにあります。
結論:投資信託の最重要選定基準は
コスト!コスト!コスト!です。
低金利の時代、なるべくコストの安いものを探しましょう!
さて、ではどんなコストの安い商品があるんでしょうか?
具体的に探してみましょう。
どうやって探すのか?
最近は銘柄を様々な条件で横断的に検索できる
スクリーニング機能が各社ありますのでとっても楽チンです。
■楽天証券:投信スーパーサーチ
→投資信託専用ツールで嬉しい限り。ただトタールリターン抽出条件の上限が5年なのはちと寂しい。
1~3年の成績を見るのではなく、5~10年の長期的成績で判断したいですね。
■モーニングスター:ファンド検索
→投資家には人気の老舗サイトです。ただ、最近はネット証券が充実してきたので押され気味です。
リターンに10年までの選択肢があるのはさすがです。(検索後の表示が3年なのは目をつぶりましょう)
■マネックス証券:チャートフォリオ
→会員になるか専用アプリが必要なのでちょっと面倒ですね。
■SBI証券:パワーサーチ
→シンプルで使いやすいですが、やや抽出条件が粗い感じです。ただ、絞り込みに使うなら十分かもしれません。
使っているデータはモーニングスターのもののようです。
さて色んな条件で検索し、どんな投資信託があるか探してみることにします。
あなたもやってみては?
今回は選定基準の話となり、具体的商品まで辿り着きませんでした・・・
(T ^ T)
次回はいよいよ商品を検討するぞ~! ・・・たぶん
(本記事はあくまでわたしの考え方に基づく実践例です。投資戦略はみなさんそれぞれの考え方で変わります。
あくまで参考例とし、投資は自己責任でお願いします)