資産運用実践記(6) 投資信託はこうして買う!?
こんにちは!53歳からあわててお金の勉強中の、不動産投資家やんつです。
社会人としてお金のことを勉強したいあなたと、アクティブシニアになりたいあなたへ・・
今回も、投資を始めようとしている人向けの資産運用の話の続きです。
⇒資産運用実践記(1)ネット証券の勧め
⇒資産運用実践記(2)ポートフォリオ
⇒資産運用実践記(3)投信はコスト!コスト!コスト!
⇒資産運用実践記(4)特別分配金と普通分配金
⇒資産運用実践記(5)購入インデックス2種
前回は日本国債以外のその他の商品の購入ということで
先進国株式インデックスと新興国株式インデックスをeMAXISシリーズで買いました。
株式系はこれでいいと思いますので、
残る選定には今度は債権を検討してみます
前回同様に楽天証券の投信スーパーサーチで、
今度は商品種別を海外株式ではなく「海外債権」にして検索します。
(リターン:3年~5年~で年利10%以上、資産残高:50億円以上)
その結果がこちら。

トップにSMT(三井住友トラスト・アセットマネジメント)さんの
「SMT グローバル債権インデックス・オープン」があります。
会社分散としてeMAXISシリーズ以外を購入したいところなのでちょうどいいですね。
国債以外の商品の3種類目はこれにしたいと思います。
さてこれで3種類です。後は何か手頃な商品はないのでしょうか?
実はバランス型のファンドでわたしのお気に入りがあります。
同じSMTさんの別ラインナップである「世界経済インデックスファンド」です。
販売手数料は3.24%、信託報酬は0.54% です。
この商品は親ファンドを複数持つベビーファンドタイプで、
親はなんと国内の債権と株式、先進国の債権と株式、新興国の債権と株式、 6種類で構成されています!
「世界経済全体の発展を教授します」というのがうたい文句。
しかも、各国のGDP比で構成比率を算出しているのが工夫のあるところです。
これ1種類でリートを除く6種類に分散して買うのと同じ効果が期待できます!
(商品種別のお話はこちら)
ん、ということは何種類も買わずに最初からこれ1本で良かったんでは!?
そ、それはその通りなんですが・・・・・
個別に買った場合とどれ位の相関があるのか実験の意味を兼ねて購入しました。(^_^)v
(繰り返しますが今回の購入方法が正解という訳ではありません。
というかそもそも個人ごとの状況が違うので正解はありません。)
2014末の現在の構成は日本10%、先進国55%、新興国35%という比率になっています。
2013年時点では日本の構成比は6.8%ですから、
アベノミクスにより日本のウェイトを上げてきたことが分かります。
株式と債権の比率は50%ずつです。
この「世界経済を買う」という考え方はゆっくり着実にお金持ちになることを目指すインデックス系投資家にとってはとても賛同できるスタンスです。
短期的な個別株の上下や特定の国に賭けるのではなく、
世界中の市場にバランス良く投資することで、長期的に世界経済が発展していくなら(局地的、一時的な凸凹はあっても)その拡大に追随していこうということです。
短期的な個別株のトレーディングは誰かが得をし、誰かが損する
ゼロサムゲームの要素が強くなります。
いわば心理ゲーム要素が強くなり、参加者全員が勝つことは出来ません。
自分が儲けるには誰かが損をしなければなりません。
私たち普通のサラリーマン(アマ)が生き馬の目を抜く機関投資家(プロ)に勝ち続けることができますか?
ところがこの世界経済の発展を享受する、という考え方に立てば
参加者全員が果実を手に入れることが可能になります。
このインデックス系の分散投資が投資の世界では最強という
結論はずいぶん前から出ています。
1973年に初版が出版された
ウォール街のランダム・ウォーカー
に既に書かれています。
(本著は、5年毎に改定され現在10版が出ている投資界の古典的名著です)
とは言え、人間は欲深いものです。
自分だけは上手くできるはず・・
もっと高い利回りが欲しい・・
高利回り商品というロマンを求め・・
そしてアクティブファンドという見果てぬ海原に漕ぎ出すのです。
嗚呼・・・
この世界経済を買うという考え方で言えば
VT(ティッカーコード)という米国ETFも人気です。
正式にはVTバンガード・トータル・ワールド・ストックという名称で運用資産は3500億円、販売手数料は0、信託報酬は0.18%です。
投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Yearで 2012、2013に2年連続グランプリに輝いています!
米国株式約50%、その他新興国を含む株式約50%という構成で、債権は入っていません。
いわば「世界の株式市場を買う」というスタイルです。
信託報酬は0.18%と、とてもコストは安いです。
ただ購入通貨が外貨のため円を一旦ドルに両替することが必要です。
また、自動で再投資が出来ません。
ということで、今回は世界経済インデックスを選択しました。
無論VTを選択しても結構かと思います。
世界経済インデックスは人気があるせいか残高はまだ103億円程度ですが、
債券シフト型、株式シフト型と早くもラインナップが増えています。
(ちなみに個人のNISAではVTと世界経済インデックスの2商品を保有しています)
これでポートフォリオはこうなりました。

eMAXIS(海外株式)とSMT(バランス型、海外債権)で各2種類。
現金部分は日本国債の2014/12期があまりに金利が低いので購入様子見で保持しています。
日本株式を入れていないのはアベノミクスを信用していないわたしの好みです。
あと最後の1種類は次回のお楽しみで・・・
(本記事はあくまでわたしの考え方に基づく実践例です。投資戦略はみなさんそれぞれの考え方で変わります。
あくまで参考例とし、投資は自己責任でお願いします)
社会人としてお金のことを勉強したいあなたと、アクティブシニアになりたいあなたへ・・
今回も、投資を始めようとしている人向けの資産運用の話の続きです。
⇒資産運用実践記(1)ネット証券の勧め
⇒資産運用実践記(2)ポートフォリオ
⇒資産運用実践記(3)投信はコスト!コスト!コスト!
⇒資産運用実践記(4)特別分配金と普通分配金
⇒資産運用実践記(5)購入インデックス2種
前回は日本国債以外のその他の商品の購入ということで
先進国株式インデックスと新興国株式インデックスをeMAXISシリーズで買いました。
株式系はこれでいいと思いますので、
残る選定には今度は債権を検討してみます
前回同様に楽天証券の投信スーパーサーチで、
今度は商品種別を海外株式ではなく「海外債権」にして検索します。
(リターン:3年~5年~で年利10%以上、資産残高:50億円以上)
その結果がこちら。

トップにSMT(三井住友トラスト・アセットマネジメント)さんの
「SMT グローバル債権インデックス・オープン」があります。
会社分散としてeMAXISシリーズ以外を購入したいところなのでちょうどいいですね。
国債以外の商品の3種類目はこれにしたいと思います。
さてこれで3種類です。後は何か手頃な商品はないのでしょうか?
実はバランス型のファンドでわたしのお気に入りがあります。
同じSMTさんの別ラインナップである「世界経済インデックスファンド」です。
販売手数料は3.24%、信託報酬は0.54% です。
この商品は親ファンドを複数持つベビーファンドタイプで、
親はなんと国内の債権と株式、先進国の債権と株式、新興国の債権と株式、 6種類で構成されています!
「世界経済全体の発展を教授します」というのがうたい文句。
しかも、各国のGDP比で構成比率を算出しているのが工夫のあるところです。
これ1種類でリートを除く6種類に分散して買うのと同じ効果が期待できます!
(商品種別のお話はこちら)
ん、ということは何種類も買わずに最初からこれ1本で良かったんでは!?
そ、それはその通りなんですが・・・・・
個別に買った場合とどれ位の相関があるのか実験の意味を兼ねて購入しました。(^_^)v
(繰り返しますが今回の購入方法が正解という訳ではありません。
というかそもそも個人ごとの状況が違うので正解はありません。)
2014末の現在の構成は日本10%、先進国55%、新興国35%という比率になっています。
2013年時点では日本の構成比は6.8%ですから、
アベノミクスにより日本のウェイトを上げてきたことが分かります。
株式と債権の比率は50%ずつです。
この「世界経済を買う」という考え方はゆっくり着実にお金持ちになることを目指すインデックス系投資家にとってはとても賛同できるスタンスです。
短期的な個別株の上下や特定の国に賭けるのではなく、
世界中の市場にバランス良く投資することで、長期的に世界経済が発展していくなら(局地的、一時的な凸凹はあっても)その拡大に追随していこうということです。
短期的な個別株のトレーディングは誰かが得をし、誰かが損する
ゼロサムゲームの要素が強くなります。
いわば心理ゲーム要素が強くなり、参加者全員が勝つことは出来ません。
自分が儲けるには誰かが損をしなければなりません。
私たち普通のサラリーマン(アマ)が生き馬の目を抜く機関投資家(プロ)に勝ち続けることができますか?
ところがこの世界経済の発展を享受する、という考え方に立てば
参加者全員が果実を手に入れることが可能になります。
このインデックス系の分散投資が投資の世界では最強という
結論はずいぶん前から出ています。
1973年に初版が出版された
ウォール街のランダム・ウォーカー
(本著は、5年毎に改定され現在10版が出ている投資界の古典的名著です)
とは言え、人間は欲深いものです。
自分だけは上手くできるはず・・
もっと高い利回りが欲しい・・
高利回り商品というロマンを求め・・
そしてアクティブファンドという見果てぬ海原に漕ぎ出すのです。
嗚呼・・・
この世界経済を買うという考え方で言えば
VT(ティッカーコード)という米国ETFも人気です。
正式にはVTバンガード・トータル・ワールド・ストックという名称で運用資産は3500億円、販売手数料は0、信託報酬は0.18%です。
投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Yearで 2012、2013に2年連続グランプリに輝いています!
米国株式約50%、その他新興国を含む株式約50%という構成で、債権は入っていません。
いわば「世界の株式市場を買う」というスタイルです。
信託報酬は0.18%と、とてもコストは安いです。
ただ購入通貨が外貨のため円を一旦ドルに両替することが必要です。
また、自動で再投資が出来ません。
ということで、今回は世界経済インデックスを選択しました。
無論VTを選択しても結構かと思います。
世界経済インデックスは人気があるせいか残高はまだ103億円程度ですが、
債券シフト型、株式シフト型と早くもラインナップが増えています。
(ちなみに個人のNISAではVTと世界経済インデックスの2商品を保有しています)
これでポートフォリオはこうなりました。

eMAXIS(海外株式)とSMT(バランス型、海外債権)で各2種類。
現金部分は日本国債の2014/12期があまりに金利が低いので購入様子見で保持しています。
日本株式を入れていないのはアベノミクスを信用していないわたしの好みです。
あと最後の1種類は次回のお楽しみで・・・
(本記事はあくまでわたしの考え方に基づく実践例です。投資戦略はみなさんそれぞれの考え方で変わります。
あくまで参考例とし、投資は自己責任でお願いします)